Interchange++(インターチェンジ・プラス・プラス)
カード加盟店の料金体系の一つ。3種類のコストを一つの料率にまとめず、内訳ごとに加盟店へ見せて請求する。
カード取引には3つのコストがかかる。発行会社へのインターチェンジ手数料、カードブランドのスキーム手数料、そしてアクワイアラの上乗せ分だ。ブレンド料金では、アクワイアラがこれらを1つの料率にまとめる。分かりやすい反面、アクワイアラは安いデビットカードでは儲かり、高い法人カードでは損をする。Interchange++(IC++)では、インターチェンジ、スキーム手数料、アクワイアラのマージンが別々に明細化される。
国内デビットカードが多い大口の加盟店に向いたモデルで、インターチェンジの上限規制により最初の項目はほとんど無視できる額になる。EU規則2015/751は、アクワイアラに内訳を分けた料金の提示を義務づけている。難点は、明細の読み解きに表計算ソフトが要ること、そして誰も監査しない明細行の中でスキーム手数料が増殖しやすいことだ。