インターチェンジ手数料
カードが使われるたびにアクワイアラがイシュアーへ支払う手数料で、最終的に負担するのは加盟店。
料率を決めるのは国際ブランドだが、お金が動くのは銀行同士の間である。加盟店がカードを受け付けるために払う費用のなかで、単独では最大の項目だ。イシュアーはこの収入をポイントやマイルの原資にしている。つまり現金で払う客は、見知らぬ誰かの空港ラウンジを間接的に支えている。
EUも米国も法律で規制している。EUの域内インターチェンジ規則2015/751は、消費者向けデビットカードを取引額の0.2%、クレジットカードを0.3%に制限した。米国では2010年のダービン修正条項により、大手銀行のデビットカードは21セントに0.05%を加えた額までとされた。米国のクレジットカードには上限がなく、アメリカの還元プログラムが気前よい理由の大半はそこにある。