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梯郁太郎

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-29

ローランドを創業し、MIDI誕生の立役者の一人となった日本の技術者・経営者(1930〜2017年)。

梯は戦後の大阪で時計の修理から出発し、1960年にエース電子工業(Ace Tone)、1972年にローランドを設立した。その下から生まれたのがドラムマシンTR-808とベースマシンTB-303である。どちらも発売当時は商業的に失敗したが、中古市場に安く出回ったことで、前者はヒップホップ、後者はアシッドハウスの土台となった。

おそらく最大の功績は外交面にある。Dave Smithがメーカーの異なるシンセ同士を結ぶ共通規格を提案したとき、梯は自社規格を押し通さずに支持に回り、1983年にMIDIが標準となった。二人は2013年にその功績でテクニカル・グラミー賞を受賞している。同じ年、梯は経営方針をめぐる対立からローランドを去った。

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