アイコンボックス(mwm)
mwmのオプション機能で、アイコン化した全ウィンドウのアイコンを、ルートウィンドウに散らさず1つのスクロール可能な箱にまとめる。
mwmのデフォルトは昔ながらのXの流儀だった。アイコン化したウィンドウは名前付きの小さな絵になり、iconPlacementリソースに従ってデスクトップに置かれ、他のウィンドウに隠れるまでそこに居座る。Mwm*useIconBox: Trueにすると、アイコンは専用のアイコンボックスに入る。Motifの枠とスクロールバーを持ち、タイトルが「Icons」の独立したウィンドウで、中にアイコンが格子状に並ぶ。ダブルクリックでウィンドウが復元され、.mwmrcのf.pack_icons関数で、ウィンドウが戻った後の隙間を詰められる。ボックス自体も普通の管理対象ウィンドウなので、移動、リサイズ、そしてやや再帰的だがアイコン化もできる。
発想はtwmのアイコンマネージャーと同じだが、テキストの一覧ではなく絵で見せる点が、Presentation Managerに似せようとしたMotifらしい。dtwmもこのリソースを引き継ぎ、CDEのスタイルマネージャーdtstyleには、ウィンドウ設定に「アイコンボックスに置く」という項目があった。Windows 95が広めたタスクバーは同じ問題をより狭い画面で解決し、アイコンボックスはmwmとともに廃れた。