アイコン化 (Iconify)
X11での「最小化」を指す言葉。ウィンドウが画面から消えてアイコン、またはリストの一行に置き換わり、誰かが戻したくなるまでそのままになる。
この言葉は見た目をそのまま反映している。uwmやtwmでは、しまわれたウィンドウはルートウィンドウ上の小さな絵になり、元の場所か自分で置いた場所に現れた。Windows 1.0も同じように画面下にアイコンを並べた。twmは代替としてアイコンマネージャも備えていた。プログラムごとに1行を持つウィンドウで、今から見るとタスクバーなのにそうと気づいていないものに見える。NeXTSTEPはminiaturizeと呼び、下端にミニウィンドウを並べた。Window Makerは言葉もミニチュアも受け継いだ。Macintoshには、2001年のMac OS Xでウィンドウが Dock に吸い込まれるようになるまで、相当するものがまったくなかった。
プロトコルの面ではICCCMの領分だ。ウィンドウの WM_STATE は NormalState と IconicState の間で切り替わり、プログラムは WM_HINTS で初期状態とアイコン画像を提案でき、XIconifyWindow の呼び出しは、ルートウィンドウに WM_CHANGE_STATE メッセージを送ってウィンドウマネージャが聞いていることを期待するだけだ。見た目は完全にマネージャ次第であり、同じプログラムがtwmではアイコンに、FVWMのアイコンマネージャではタイトルバーに、タイル型マネージャでは単に隠されて何も見えなくなる。