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HDCD

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-28
詳細情報
開発者
Pacific Microsonics
公開
1995年
種類
CD-DA内のエンコード方式
所有者
Microsoft(2000年以降)

音楽CDの最下位ビットに制御データを隠し、対応プレーヤーで16ビットを超えるダイナミックレンジを取り出す方式。

Pacific MicrosonicsのKeith JohnsonとMichael Pflaumerは、16ビットまでしか認めない規格から、それ以上を引き出したかった。HDCDは最下位ビットに、まばらで擬似乱数的な隠しコードを埋め込み、ピークエクステンションと低レベル時のゲインの指示を運ばせる。通常のCDプレーヤーはディスクをそのまま再生し、対応デコーダーなら最大20ビット相当の解像度が得られると謳われた。

結果は奇妙なものになった。HDCDフラグの付いたディスクは数千枚に上ったが、その多くは単にマスタリングスタジオがPacific Microsonicsのコンバーターを使っていたからで、デコーダーを持つリスナーはほとんどいなかった。Microsoftは2000年にこの技術を買収してWindows Media Playerにデコード機能を組み込んだものの、その後は音沙汰がなくなった。CD-DAに余分なビットをこっそり忍ばせる方式は、ハイレゾ音源を直接配信できるようになると不要になった。

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