FSR
AMDのオープンなアップスケーリング技術。低解像度で描画してから鮮明な画像を再構成する。ハードウェアを問わず、専用のAIチップも不要。
FidelityFX Super Resolutionは2021年6月に登場した。バージョン1は純粋な空間アップスケーラーで、完成したフレームだけを見てエッジを検出し、シャープにするため、ほぼあらゆるグラフィックスカードで動く。FSR 2(2022年)ではテンポラル方式に移行し、複数フレームのモーションベクターと深度を使ってDLSSの画質に迫った。それでも機械学習や特別なハードウェアは使わない。FSR 3(2023年)ではフレーム生成が加わった。
要点はオープンさにある。ソースはGPUOpenでMITライセンスで公開されており、Tensorコアを必要とするNVIDIAのDLSSとは違い、AMD製カードに縛られない。プレイヤーがどのGPUを使っていても、ゲーム開発者が頼れる共通項というわけだ。