アップスケーリング
画像を元より大きくすること。中間の値を数学的に推測するか、モデルにディテールを描き足させるかのどちらかである。
バイリニアやバイキュービックといった古典的な補間は、近傍のピクセルから新しいピクセルを計算する。結果は滑らかになるが、元画像より鮮明にはならない。情報そのものがそこにないからだ。
ニューラルによるアップスケーリングは仕組みが違う。モデルは何百万組もの画像ペアを見ており、「おそらくそこにあったもの」を推測する。見事な鮮明さが得られるが、あくまで推測であり、実在しなかったディテールが現れることもある。ゲームなら問題ないが、監視映像や証拠では明らかに不適切だ。ドラマでおなじみの「ズームして強調」は、技術的には可能になり、同時に法的には怪しくなった。