格闘ゲームの技は、発生(攻撃が当たるようになるまでのフレーム)、持続(判定が出ているフレーム)、硬直(再び行動できるまでのフレーム)に分けられる。ガード後に両者の硬直がどれだけ違うか、つまりフレーム有利が、次に先に動けるのは誰かを決める。すべてフレームで数えるのは、ゲームが毎秒60フレームの固定タイムステップで動いているからである。
上級者にとって、フレームデータは雑学ではなく言語そのものだ。「ガードで−5」の技は反撃を受ける不利な技、「+2」の技は主導権を保てる技である。プレイヤーはチェスの定跡のように表を暗記し、ヒットストップ、無敵フレーム、先行入力も同じ単位で数えられる。