Educational Community License (ECL)
Apache 2.0の特許許諾を狭めたライセンスで、大学が安心してコードを提供できるように作られた。
大学は大規模な特許ポートフォリオを抱えていることが多く、Apacheライセンスの特許条項は法務担当者の悩みの種だった。一人の職員が提供したコードのせいで、同じ大学の別学部が持つ特許まで意図せず許諾してしまうのではないか、という懸念である。2007年にOSIが承認したECL 2.0は、ほぼApache 2.0そのままの文面だが、特許許諾の範囲を個々の貢献者自身の成果に関わる部分に限定している。
主な利用先は、学習プラットフォームのSakaiや管理業務スイートのKualiなど、高等教育機関の共同プロジェクトだ。その外ではまず見かけず、依存関係の一覧で見つけた人の多くは「注釈付きのApache」として扱っている。