デュアルグリッド
表示用のグリッドをロジック用のグリッドから半タイルずらして置くことで、境界の遷移を47枚ではなく16枚のタイルで表現するタイルマップ技法。
要点は、描画グリッドをロジック上のセルの真上ではなく、その「角」に置くことにある。こうすると各表示タイルはちょうど4つのロジックセル(四隅)に重なり、その種類だけを参照すればよい。4つの角が2状態なら 2⁴ = 16通りで、あらゆる辺と角のパターンを網羅できる。オートタイルが隣接ビットマスクから導く従来の「ブロブ」型47枚セットと比べると、その差は大きい。
代償はオフセットしたグリッドへの描画と、二つの座標系の変換だが、必要な絵は47枚から16枚に激減する。Oskar Stålbergが『Townscaper』で使い、2024年にjess::codesが解説して一気に広まった。角から形を引く発想は、等高線で同じことをするマーチングスクエアの親戚である。