dtspcd
詳細情報
- 種類
- デーモン
- ポート
- 6112/TCP
CDEのサブプロセス制御デーモン。デスクトップのためにほかのマシンでプログラムを起動するサービスで、2002年に世界中のSolarisサーバーが侵入された穴でもある。
dtspcdは、CDEを動かす全マシンでinetdによりTCPポート6112に起動された。目的は、フロントパネルやファイルマネージャのアクションが、ネットワーク上の別のホストで、正しいユーザー・正しい環境でコマンドを実行できるようにすることだ。デスクトップのライブラリがアプリケーションに代わってこれと通信した。誰も使わなくても既定で待ち受けており、Solaris、HP-UX、AIX、Tru64では、ネットワーク上の誰からでもデータを受け付けるrootプロセスが動いていたことになる。
2001年11月、ISS X-Forceは、クライアントデータの処理にあるバッファオーバーフロー(CVE-2001-0803)を報告した。ログインなしでrootが取れる欠陥だ。CERTは勧告を出したが、サービスを止めた人は少なく、2002年1月には次の勧告が出た。Solarisシステムへの実際の攻撃が確認されたのだ。dtspcdは何年も攻撃者の道具箱の定番となり、デスクトップがrootサービスをネットワークへ開け放しにしてはならない理由の教科書的な例になった。ちなみにポート6112はBlizzardのBattle.netと共用で、ファイアウォールのログをさらにややこしくした。