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ダウンミックス

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-29

マルチチャンネルの音声をより少ないチャンネル、たいていはサラウンドからステレオにまとめる処理。セリフを失わないことが条件である。

ITU-R BS.775の標準的な手順では、センターとサラウンドのチャンネルを約−3 dB(係数0.707)で左右に加算する。2つのスピーカーに共通する音のパワーを保つためである。LFEチャンネルは、メインチャンネルにすでにある低音を補強するだけだという理屈で丸ごと捨てられることも多いが、この理屈が常に成り立つとは限らない。

方式は2種類ある。Lo/Roは単純なステレオミックスで、Lt/Rtはサラウンド成分の位相をずらし、マトリクスデコーダーで取り出せるようにしたものである。DolbyのAC-3はダウンミックス係数をメタデータとして伝送でき、結果を再生機器ではなくミキサー側が決められる。この制御がないと、チャンネル間の位相差で音が打ち消し合う(ミッド/サイドを参照)。広がりのあったサラウンドミックスが、スマートフォンでは薄くて平板な音になってしまう。

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