debugWIRE
Atmelが小型AVR向けに作ったデバッグプロトコル。リセットピンを借りていくが、頼まないと返してくれない。
ATtinyシリーズやATmega328Pのような小型AVRは、JTAGに使えるだけのピンがない。debugWIREは1本の線でこれをこなす。リセットピンが半二重のシリアル回線に変わり、AVR DragonやAtmel-ICEなどのツールからブレークポイント、シングルステップ、メモリアクセスが使える。有効化は DWEN ヒューズで行い、このヒューズを設定できるのは通常のISPだけである。
落とし穴は、debugWIREが有効な間はISPが使えなくなることだ。ISPにもリセットピンが必要だからである。元に戻すには、リセットピンを一時的に解放する専用のdebugWIREコマンドを使う。これを忘れると、チップは死んだように見える。Arduino Unoでは自動リセット用のコンデンサも通信を邪魔するため、パターンを切る必要がある。後継のUPDIは専用のピンを与えられた。