JTAG
Joint Test Action Group(IEEE 1149.1)が定めた、基板レベルでチップのテスト、デバッグ、書き込みを行うための標準インターフェース。元は「バウンダリスキャン」用で、今ではデバッグやフラッシュ書き込み、ハードウェアハッキングに欠かせない。
仕組みはTAP(テストアクセスポート)の連鎖で、TCK、TMS、TDI、TDOという数本の信号線から各ピンの読み書きや内部命令のステップ実行ができる。ファームウェアの書き込み、CPUへのブレークポイント設定、メモリダンプ、量産ボードの検査(バウンダリスキャンで半田不良を検出)などに使う。セキュリティの面では、JTAGが露出していれば機器を完全に掌握できるため、メーカーは封鎖や隠蔽に走る。ARMの2線式版はSWD。ルーターやIoT機器のリバースエンジニアリングでは、基板上のJTAGパッドを探すのが定番の第一歩だ。