IT用語集 › ハードウェア › UART

UART

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-23

Universal Asynchronous Receiver/Transmitter。TXとRXの2本の線で、共有クロックなしに行う古典的な非同期シリアル通信。双方があらかじめ速度(ボーレート)を取り決めておく。シリアルコンソール、GPSモジュール、無数のデバッグ接続の基礎である。

仕組みは「非同期」、つまりクロック線がない。その代わり、各バイトをスタートビット、データビット、ストップビットで挟み、双方が同じボーレート(例:115200)に設定されている必要がある。利点は極めて単純なこと。線は2本だけで、どこでも対応している。欠点は、速度を揃える必要があること、アドレス指定がなくデバイス2台のポイントツーポイントになること、速度が中程度なこと。電圧レベルは、基板上ではTTL(3.3/5 V)、古いPCのポートではRS-232(±12 V)、長距離や堅牢なリンクではRS-485である。典型的な用途は、ルータやサーバへのシリアルコンソール、マイコンの書き込み、GPS/GSMモジュールなど。SPI、I²Cと並ぶ3つの基本的なシリアルプロトコルの一つだ。「UARTにつなぐ」ことは、ハードウェアハッキングの第一歩になることが多い。

← 用語集に戻る