CoreMIDI
macOSとiOSに組み込まれたAppleのMIDI層。サードパーティ製ドライバなしで、キーボードとソフトウェアが互いを見つけられる。
旧Mac OSでは、OpcodeのOMSやMark of the UnicornのFreeMIDIといった追加ソフトがMIDIを担っており、どれを入れているかで動くアプリが決まった。Mac OS XはCore Audioと並んでMIDIをOSの一部にした。どのアプリも同じデバイスを見て同時に共有でき、仮想ポートを作ってアプリ間でMIDIを受け渡すこともできる。クラスコンプライアントなUSBキーボードはそのまま動き、Audio MIDI設定ユーティリティは機材の接続全体を図にして見せてくれる。
Mac OS X 10.4ではAppleによるRTP-MIDI実装であるネットワークMIDIが加わり、2010年のiOS 4.2でCoreMIDIはiPadにも載った。iPadがAndroidタブレットよりずっと早く本格的な楽器になった理由の大半は、これで説明がつく。のちにMIDI 2.0にも対応した。Windowsに同等のものが現れたのは、かなり後のことである。