カラーキー
描画ルーチンが読み飛ばす「捨て色」を1色決めておく方式で、長方形の画像を長方形に見せないための最も安上がりな手段である。
アルファチャンネルが一般的になる前も、スプライトの四隅は透明でなければならなかった。そこで1色を犠牲にした。パレットのインデックス0、あるいはハイカラーでは、絵描きが自ら選ぶことのない毒々しいマゼンタ #FF00FF が使われた。blit は各ピクセルをキー色と比較し、一致しないものだけを書き込む。DirectDraw は1995年にこれを DDCOLORKEY として組み込み、SDL_SetColorKey は今も健在だ。
難点は、透明が「完全にある」か「完全にない」かの二択になることで、輪郭がギザギザになる。バイリニアフィルタを掛けるとキー色が隣のピクセルに混ざり、不注意な移植作品の正体を暴くピンクの縁取りが現れる。