通常のバイリニア/トライリニアフィルタリングは、1ピクセルがテクスチャ上のほぼ正方形の領域に対応すると仮定している。ところが地平線へ向かって延びる道路のような斜めの角度では、対応する領域は細長くなり、正方形のミップマップで引くと極端にぼやけてしまう。
異方性フィルタリング(通常 AF と書き、2倍〜16倍で表す)は、その方向に引き伸ばした複数のサンプルを取って重み付けして合成する。比較的わずかなコストで遠方のテクスチャが目に見えて鮮明になり、2000年代初頭からグラフィックスカードの標準機能となっている。テクスチャが面にどう貼られるかを決めるUVマッピングが前提となる。