ミップマップ
テクスチャをあらかじめ縮小して用意したもの。遠くの面では元画像をサンプリングせず、適度に小さい版を使えるようにする。
精細なテクスチャを遠くの面に貼ると、1ピクセルが数百のテクセルを覆う。そのうち1つだけを拾うと、カメラが動くたびにひどいちらつきが出る。ミップマップは半分ずつ縮小した版を事前に連鎖させて作り、ピクセルの実際の占有範囲にもっとも近いものを選ぶことで、これを解決する。
代償はメモリが3分の1増えることだが、画質の向上とキャッシュ効率(小さいほどキャッシュに収まりやすい)を考えれば安い。トライリニアフィルタリングは2段階を混ぜて切り替わりを隠し、異方性フィルタリングは斜めから見た面を扱う。1段階だけでは、そうした面はぼやけすぎてしまうからだ。