アンチエイリアシング
斜めの輪郭に現れる階段状のギザギザを、中間色を混ぜてなだらかに見せる技術。ピクセルが四角いことへの対症療法である。
格子状のピクセルに斜めの線を描くと、輪郭は階段になる。アンチエイリアシングは、線がそのピクセルをどれだけ覆っているかに応じて、縁のピクセルに中間の色を与える。人間の目はこれを滑らかな輪郭として受け取る。
方式ごとにコストが違う。MSAAは1ピクセルに複数のサンプル点を取るため正確だが重い。FXAAは完成した画像から輪郭を探して処理するので軽い反面、ぼやける。TAAは過去のフレームを混ぜ込むことで静止画では非常にきれいになるが、動くと残像が出る。TAAのぼやけ具合をめぐる論争は、PCゲーム界で最も息の長い言い争いの一つだ。