アルベド
照明を加える前の素材そのものの色。表面が入射光をどれだけ反射するかを示し、影やハイライトは焼き込まれていない。
語源はラテン語の albus(白い)で、コンピュータグラフィックスが生まれるずっと前から天体の反射率を表す言葉として使われてきた。物理ベースレンダリング(PBR)におけるアルベドテクスチャは、素材の純粋なベースカラーだ。レンガは赤、草は緑であり、影やハイライトは一切描き込まない。ライティングはすべて、その上からリアルタイムで計算される。
この点が、アーティストが陰影をテクスチャに直接描いていた従来の「ディフューズマップ」との違いである。アルベドに光を焼き込むと、エンジン側のグローバルイルミネーションと衝突し、光が変わるたびに表面が不自然に見える。正しいアルベドは、法線・ラフネス・メタルネスの各マップと組み合わせて使う。