xfm
詳細情報
- 開発者
- Simon Marlow
- 種類
- X11向けファイルマネージャ
Athenaウィジェットで作られた1990年代のX向けファイルマネージャ。ファイル用とプログラム用の二つのウィンドウを持ち、CDEのない環境でも、ファイルをアイコンにドラッグして何かが起こるのを眺められた。
GNOMEやKDEが登場する前、Linuxのファイルマネージャは数が少なかった。dtfileは有償のCDEに属し、ほかの選択肢はコマンドラインか、xterm内のMidnight Commanderだった。Simon Marlowは1990年代前半にxfmを書き、Motifを必須にしないようAthenaウィジェットを使い、二種類のウィンドウを用意した。ファイルウィンドウはディレクトリをアイコンまたはテキストで表示し、アプリケーションウィンドウは、背後にコマンドを持つアイコンの格子である。ファイルをその一つにドラッグすると、そのファイルを引数にしてプログラムが起動した。
ファイルの種類は、設定ファイルに書かれたマジックナンバーとパターンで識別され、これはWindowsのファイルマネージャにできなかったことだった。90年代半ばにAlbert Gräfが保守を引き継ぎ、Motif版のmoxfmが続いたが、xfmはNautilusやKonquerorが登場した後も、ディストリビューションに長く残る珍品になった。Marlowは後に、まったく別のことで名を知られるようになる。Glasgow Haskell Compilerである。