Xerox 9700
詳細情報
- 開発
- Xerox
- 発売
- 1977年
- 種別
- レーザープリンター
1977年に市場に出たXeroxの最初のレーザープリンター。300 dpiで毎分120ページを出力し、既製の印刷用紙の終わりの始まりとなった。
この機械の源流は、Xerox PARCでのゲイリー・スタークウェザーの研究にある。原稿に光を当てる代わりに、レーザーを複写機のドラムに照射した。その結果、紙の原稿ではなくデータからページを描くプリンターが生まれた。市場にはIBMが前年に3800で先に出ていたが、あちらはデータセンター向けの連続用紙で、9700は単票紙を扱い、印刷工房向けの仕事を狙った。
影響は技術というより事務の面に現れた。フォント、ロゴ、罫線を内容とともにダウンロードして印刷できるため、既製の印刷用紙で埋まった倉庫が不要になった。その内部のページ記述の仕事はInterpressとなり、開発者のうち2人はXeroxの動きの遅さに愛想を尽かして退社、Adobeを創業してPostScriptを書いた。