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Xcursor

インフラ Svenska → 更新: 2026-10-23
詳細情報
作者
Keith Packard
公開
種別
ライブラリ兼ファイル形式
ソースコード
gitlab.freedesktop.org

X11のマウスポインタに、白黒フォントではなくディスク上のテーマから読み込むカラー・影・アニメーションを持ち込んだライブラリ。

コアプロトコルでは、ポインタは専用フォントの中の「形」と「マスク」という一対のグリフから作られる。1ピクセル1ビットで、使える色は白と黒だけだ。2002年にKeith Packardが書いたXcursorは、翌年のXFree86 4.3に同梱された。このライブラリは古い呼び出しの手前に入り、プログラムがleft_ptrを要求すると~/.iconsや/usr/share/icons以下のテーマディレクトリから同名のファイルを探す。見つからなかったときに限ってフォントへ戻る。1つのファイルに複数サイズや、遅延付きの連続フレームを収められるので、回り続ける待機ポインタも作れる。アルファチャンネル付きの色にはサーバー側のRENDERが要る。

テーマはXCURSOR_THEME、サイズはXCURSOR_SIZEで選ぶ。index.themeで他のテーマを継承できるため、矢印だけ描いたテーマでも残りはAdwaitaから補われる。デスクトップと特定のアプリでポインタの見た目が違う場合、たいていはそのアプリがテーマを知らない。root権限で動かしたアプリが典型だ。Waylandもこの形式をそのまま引き継いだ。libwayland-cursorは同じファイルを読み、クライアントが画像を自分で読み込まず「矢印をください」と頼めるプロトコルが現れたのは2023年になってからである。

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