XFIXES
コアプロトコルが取りこぼした細々した部分を拾い集めたX拡張。現代のコンポジタには欠かせない。
Keith Packardが2003年頃、DamageやCompositeと並んで書いたもので、名前は「修正の詰め合わせ」という率直さがある。最も重要なのはリージョン、つまりサーバー内に保持される矩形の集合で、これによりコンポジタは座標をやり取りせずに再描画すべき範囲を求められる。
残りも同じく実用的だ。クライアントはセレクションの所有者が変わったときに通知を受けられ、ポーリングなしのクリップボードマネージャが可能になった。カーソル画像を取得できるのでVNCや画面録画が正しくカーソルを描けるし、カーソルを隠すこともできる。バージョン5ではモニタ間の見えない壁、ポインタバリアが加わった。華やかなところは一つもないが、2005年以降のほぼすべてのXデスクトップがこれの存在を前提にしている。