Damage 拡張(X11)
ウィンドウのどの部分が変化したかを通知する X 拡張。念のため全部を再描画する必要をなくす。
ウィンドウがオフスクリーンで描画されるようになると、コンポジタは表示すべき新しい内容がいつできたかを知る必要がある。毎フレーム全ウィンドウをコピーしても動くが、帯域とバッテリーを浪費する。2004年の X.Org 6.8 で Composite とともに登場した Damage は、クライアントがウィンドウの変化を購読し、「損傷」した矩形や領域を受け取れるようにした。
主な利用者はコンポジタだったが、画面をミラーするものなら何にでも向く。x11vnc などのリモートデスクトップサーバーは、画面全体を差分比較する代わりに、実際に変わったピクセルだけを送るために使う。名前は古くからのグラフィックス用語に由来し、再描画が必要な面は昔から「損傷した」と呼ばれてきた。