X386
詳細情報
- 作成者
- Thomas Roell
- 公開年
- 1991
- 種別
- Xサーバー
- 後継
- XFree86
Thomas Roellが1991年に書いた、普通のPC向け初の自由なXサーバー。XFree86、ひいてはLinuxデスクトップ全体の根である。
1991年まで、Xを動かすにはSun、DEC、HPのワークステーションを持つか、高価なXターミナルを買う必要があった。Thomas Roellは、System V Release 4上の386マシン向けにVGAと少数のSuper VGAカードに対応するサーバーを書き、バージョン1.1が同年にX11R5のcontribとして出荷された。数千ドルのPCが、10倍の値段のワークステーションと同じグラフィカル環境を動かせるようになったのである。
その後は商用化へ向かった。RoellとコンサルティングのSGCSは1.2を製品として開発し、自由な系統は停滞した。1992年、4人の開発者が最後の自由なコードを引き取り、X386をもじってXFree86として続けた。Roell自身は後にXi Graphicsを設立し、Linux向け有償サーバーのAccelerated-Xを販売した。そのドライバーは長年、自由版より優れていた。生き残ったのはXFree86の系統で、それがX.Orgとなり、Waylandに移っていないLinuxマシンの多くで今も窓を描いている。