Visual(X11)
あるスクリーン上でピクセル値がどう色になるかを記述するX11の仕組み。1980年代のグラフィックスハードウェアを反映した六つのクラスに分かれる。
Xが設計された頃のディスプレイは、モノクロ、グレースケール、256色のパレット、フルカラーのいずれもありえた。そこでX11は一つのモデルを選ばず、サーバーが深度とクラスを持つビジュアルを一つ以上公表する方式にした。クラスはStaticGray、GrayScale、StaticColor、PseudoColor、TrueColor、DirectColorの六つで、Staticのものは色が固定、他はプログラムが書き込めるカラーマップを持つ。
ウィンドウは特定のビジュアルで作られ、後から変更はできない。そのためプログラムは交渉を強いられ、GLX経由のOpenGLには適したビジュアルを選ぶ専用の呼び出しが生まれた。現在は24ビットのTrueColorがほぼ普遍的で、話題に上るのは、透明度のために32ビットを要求するプログラムくらいである。