XIM(X Input Method)
キーの数より文字の多い言語を入力するための、X11のフレームワーク。
日本語・中国語・韓国語は、読みや部品を入力して候補から選ぶことで打つ。そのためキーボードとアプリケーションの間に、入力メソッドという別のプログラムが必要になる。XIMのインターフェースは1991年のX11R5で登場し、X11R6でワイヤプロトコルが加わって、入力メソッドサーバーを独立プロセスとして動かせるようになった。クライアントはプリエディットのスタイルを選ぶ。テキスト欄の中に直接出すon-the-spot、カーソル位置の小さな枠に出すover-the-spot、ステータス領域に出すoff-the-spotだ。
環境変数 XMODIFIERS=@im=… でサーバーを選ぶ。IBusやfcitxなど現代のフレームワークはGTKやQtと直接やり取りする方を好むが、古いプログラム向けにXIMも提供している。動くことは動く。古い橋が渡れるのと同じ意味で。