トゥルーピーク
ファイルに記録された値だけでなく、サンプルの間で信号が実際に到達するピーク。
サンプルピークメーターは保存された値しか読まない。ところがD/Aコンバーターが連続波形を再構成するとき、2つのサンプルの間でオーバーシュートすることがある(サンプル間ピーク)。0 dBFSに一度も触れないファイルでも、安価なコンバーターやMP3エンコーダーでクリップしうる。トゥルーピーク測定は信号を少なくとも4倍にオーバーサンプリングし、実際のピークをdBTPで推定する。
この方法はLUFSを定義するITU-R BS.1770に含まれており、EBU R 128は放送の上限を−1 dBTPとしている。配信サービスも同様の上限を推奨しており、現代のリミッターのほとんどにトゥルーピークのスイッチがあるのはそのためだ。