TriTeal
詳細情報
- 設立
- 種類
- ソフトウェア企業
1990年代に、Unixベンダーが相手にしなかったLinuxなどのプラットフォームへCDEをTEDの名で販売し、GNOMEとKDEが無料になると姿を消した会社。
TriTealは1993年にカリフォルニア州カールスバッドで設立され、COSEの輪の外でCDEのソースコードのライセンスを受けた数少ない会社の一つである。製品のTriTeal Enterprise Desktop(TED)は、HP、IBM、Sunが出荷するつもりのなかったSCO、x86版Solaris、1996年からはLinuxなどにCDEを移植したものだった。Red Hatはディストリビューションのアドオンとして数百ドルでTEDを売り、短期間ながら、フロントパネル、dtwm、4つのワークスペース付きの商用Unixデスクトップを、PCで実際に購入できた。同社は1996年に株式を公開した。
問題は算数だった。OSをただで手に入れた人は、デスクトップに金を払いたがらず、1998年のKDE、1999年のGNOMEがより多くを無料で提供し、しかも新しく見えるとなればなおさらである。TriTealはネットワークコンピュータ向けのSoftNCやWindows NT向けのNTEDを試みたが、市場は消え、会社も世紀末の少し前に消えた。今日CDEがLinuxで動くのは、TriTealのおかげではなく、2012年にThe Open Groupがコードをオープンソースとして公開したおかげである。