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トラベルルール

セキュリティ Svenska → 更新: 2026-10-30

送金人と受取人の情報を、銀行間であれ暗号資産取引所間であれ、送金とともに最後まで伝達することを求める規則。

銀行の世界では古い話である。米国は1996年に3000ドルを超える電信送金を対象に導入し、FATFが勧告16でこれを世界共通にした。MT103やpacs.008に、両側の氏名・口座・住所の項目があるのはそのためだ。資金の流れを追う捜査官が、仲介者の一人ひとりに本当の送金人を尋ねて回らずに済むようにするためである。

大きな転機は2019年で、FATFが要件を暗号資産交換業者(VASP)にも広げた。ブロックチェーンに見えるのはアドレスであって名前ではないため、取引所はIVMS101というデータ標準と競合する複数のプロトコルで、チェーンの脇にメッセージング層を築く必要があった。EUでは2024年12月30日から、下限額なしで適用されている。最大の難題はサンライズ問題である。規則を執行する国の取引所は、まだ対応していない国の取引所にデータを渡せない。

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