トラメル・ハドソン
ThunderboltアダプタでMacのファームウェアを書き換えられることを示し、のちに自分で監査できるファームウェアを作ったハードウェアハッカー。
ハドソンが2014年12月の31C3で発表したThunderstrikeは、MacのEFIが起動時にThunderbolt機器からOption ROMを読み込むことを悪用した。数分間の物理アクセスがあれば、OSの再インストールにもディスク交換にもAppleの署名検証にも耐えるブートキットを書き込める。1年後のThunderstrike 2はXeno Kovah、Corey Kallenbergとの共同研究で、遠隔から仕込むことができ、Thunderbolt周辺機器を介して拡散することもできた。
その答えがHeadsである。coreboot上に小さなLinuxカーネルをローダーとして載せ、TPMで起動チェーンが改ざんされていないことを測定・証明するファームウェアだ。それ以前にハドソンは、2009年にCanonのデジタル一眼レフに、Canon自身が売るつもりのなかった機能を与える非公式ファームウェア、Magic Lanternの基礎を築いている。