DMA
周辺機器が、プロセッサに1バイトずつコピーさせることなく、自分でシステムメモリを読み書きする仕組み。DMA がなければ、現代のディスクやネットワークカードはコア一つを無駄に占有してしまう。
プロセッサは転送のアドレス、長さ、方向を設定するだけで、完了時に割り込みを受ける。これが高スループットと、ネットワークカードからアプリケーションのメモリへ中間コピーなしでデータが届くゼロコピーの前提になる。セキュリティ上は問題で、RAM の任意の場所に書き込める機器は暗号鍵を読んだりカーネルのコードを書き換えたりでき、PCIe、Thunderbolt、FireWire 経由の DMA 攻撃がまさにそれを実行してきた。対策は IOMMU で、機器ごとにアドレスの見える範囲を制限する。仮想マシンがグラフィックスカードに直接アクセスできるのも同じ仕組みである。