イービルメイド攻撃
ホテルの部屋やオフィスなど、持ち主が離れた隙にノートPCへ物理的に触れた攻撃者が、ファームウェアやブートローダーを改ざんし、次回ログイン時に認証情報を盗む攻撃。
2009年にQubes OSの創設者ジョアンナ・ルトコフスカが命名した。典型例はこうだ。ディスク全体の暗号化は電源オフ中のデータを守るが、ブートローダー自体は暗号化されていない。改ざん版に差し替えれば、ディスク暗号化のパスワードを記録できる。対策はTPM、セキュアブート、メジャードブート(ファームウェアが各段階を検証)、オープンソースのcoreboot派生Heads、ホテルの金庫への保管、PIN付きBitLocker、AppleのSecure Enclaveなど。あるいは単純に、ノートPCを放置しないことだ。