トラックフリーズ
トラックとそのプラグインを一時的に音声へレンダリングし、CPUの負荷を下げるDAWの機能。
3つのリバーブにつながった仮想シンセは、コア1つを丸ごと食いつぶすこともある。トラックをフリーズすると、DAWはプラグインをオフにして、事前にレンダリングした音声を再生する。設定はすべて保持される。変更したければフリーズを解除し、調整して、もう一度フリーズすればよい。通常の書き出しと違い、元のトラックはフリーズ版の裏にそのまま残る。
この機能は、ソフトシンセが家庭用コンピューターの処理能力を超え始めた2000年代前半に標準となった。xrunを解消し、録音中の遅延補正の負担も軽くする。代償は、フリーズ中のトラックをリアルタイムでいじれないことだ。何をフリーズしたか忘れた人は、いずれノブを回しても音が変わらないことに気づく。