サーマル・リキャリブレーション
詳細情報
- 作成者
- ギヨモ兄弟
- 公開
- 1986年
- 種類
- ゲームパブリッシャー
ハードディスクが、熱による金属の膨張を補正するため、定期的に自分で動作を止めてサーボトラックを探り直すこと。
ドライブが温まると、プラッタとアクチュエータアームは数ミクロン膨張する。サーボの位置がずれ、ヘッドは少しずつトラックから外れていく。古いドライブは、ときどき動作を止めてサーボマークを基準にシークし直し、再開することで対処していた。ファイルの読み書きには無害だが、リアルタイム処理には致命的で、音声や映像の再生中に音飛びやコマ落ちを起こした。
「AVドライブ」が存在したのはそのためで、ハードウェアは同じまま、再較正をアクセスの合間まで延期するか、スケジュールしていた。1990年代後半にはエンベデッドサーボと連続的な位置決めによってこの方式は不要になり、今のヘッドは止まることなく、サーボウェッジごとに補正されている。