IT用語集 › インフラ › Desktops(Sysinternals)

Desktops(Sysinternals)

インフラ Svenska → 更新: 2026-10-24

2008年にSysinternalsが出したWindows用の仮想デスクトップ。カーネルの本物のデスクトップオブジェクトで作られており、完全に隔離されている反面、ウィンドウの移動は不可能だった。

WindowsにはNT以来、カーネルレベルの「デスクトップ」という概念がある。ウィンドウステーション内のオブジェクトで、独自のウィンドウ一覧、クリップボード、フックを持つ。ログオン画面やUACのセキュアデスクトップが通常のプログラムから隔てられているのは、この仕組みのおかげである。Mark RussinovichはDesktopsでCreateDesktopにより最大4つを作り、それぞれに専用のタスクバー付きExplorerを起動し、Alt+1〜Alt+4のSwitchDesktopで切り替える設計にした。

利点は、どのデスクトップも本物だということだ。デスクトップ2のプログラムは、デスクトップ1のウィンドウを見ることも、メッセージを送ることもできない。欠点も同じ事実から生じた。ウィンドウは移動できず、多重起動を拒むプログラムは2つ目を起動できず、デスクトップは閉じられずにログオフまで放置するしかなかった。2015年にWindows 10が標準の仮想デスクトップを備えたとき、Microsoftは逆の道を選び、1つのデスクトップ上でウィンドウを隠したり出したりする方式にした。VirtuaWinが15年前から使っていた手口と同じである。

← 用語集に戻る