Super FX
詳細情報
- 開発元
- Argonaut Software、任天堂
- 公開
- 1993年
- 種類
- ゲームカートリッジ内のRISCコプロセッサ
ゲームカートリッジの中に載ったRISCプロセッサで、3Dを想定していなかったスーパーファミコンにポリゴンを描かせた。
英国のスタジオ、Argonaut Software(ジェズ・サン率いる)はゲームボーイでベクターグラフィックスを実現してみせ、その先へ進むための専用チップを任天堂に売り込んだ。チップは1993年、『スターフォックス』(欧州名は Starwing)で初登場した。初期のチップのダイには MARIO(Mathematical, Argonaut, Rotation & Input/Output)と刻まれており、Super FXという名前は後から付いた。
本体の画像処理チップはタイルしか表示できない。そこでこのチップは、カートリッジ上のRAMに置いた専用のフレームバッファへ、最初からタイル形式でポリゴンを描画し、本体が結果をDMAでビデオメモリへ転送した。これにより、毎秒15フレームほどでフラットシェーディングのポリゴンを表示できた。Super FX 2はクロックを倍の21MHzにし、『ヨッシーアイランド』やSNES版のDoomを支えた。コストは本体ではなく各カートリッジが負担した。ゲームと一緒にハードを売って性能を上げるという、早い時期の例だ。