ストラドル・チェッカーボード
頻出する文字を1桁、それ以外を2桁の数字に置き換える換字式暗号。
ストラドル・チェッカーボードでは、各文字が1桁か2桁の数字になる。10列3行の表にアルファベットを並べ、最も頻度の高い文字は最上段の1桁に、残りは接頭の数字で始まる段に押し込む。出来上がりは長い電話番号のように見えるが、仕組みは小さな参照表にすぎない。
冷戦期にソ連や東側諸国の諜報機関が好んで使い、通常はワンタイムの鍵素材と組み合わせた。安全性の要は、誰でも再構成できる表ではなく、鍵をどれだけ厳密に更新するかにあった。教訓は古典的で、方式は公開されていても、規律は公開されない。