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ポリュビオスの方格

セキュリティ Svenska → 更新: 2026-10-23

アルファベットを5×5の格子に並べ、各文字を一組の数字に置き換える。松明信号のために考案され、後に独房や野戦暗号で再利用された。

古代ギリシアの歴史家ポリュビオスは紀元前2世紀に、文字を格子に配置して行と列で呼ぶ方式を記した。最大5本の松明を2組使えば、離れた場所へ文章を送れる。目的は秘匿ではなく符号化で、24文字を5種類の記号に減らすことにあった。

この簡約のおかげで考え方は生き残った。捕虜が独房の壁越しに叩いたタップコードはポリュビオスの方格であり、ADFGVX 暗号やプレイフェア暗号の格子の核でもある。方格だけなら筆跡の違う換字式暗号にすぎず、頻度分析で破れる。ただ、一文字が二つの記号に分かれるため、その半分ずつを別々に並べ替えられる。この技法を分数化(fractionation)と呼ぶ。

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