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換字式暗号

セキュリティ Svenska → 更新: 2026-10-22

各文字を固定の対応表で別の文字に置き換える暗号。言語の統計的性質まで丸ごと残してしまうのが難点。

平文の各文字を、決まった対応で別の文字に置き換える。単一換字式は最初から最後まで同じ表を使い、ヴィジュネル暗号のような多表式は途中で表を切り替える。アルファベット26文字の任意の順列なら鍵空間は26の階乗、約4×10²⁶で、いかにも安心できそうな数字だ。

実際にはそうではない。同じ平文の文字は常に同じ暗号文の文字に写るため、言語の頻度分布がそのまま残り、数百文字もあれば紙とペンで解読できる。この攻撃は9世紀にアル・キンディーがすでに記している。現代暗号は換字を部品として使う(S-box がそれにあたる)が、単独では決して使わない。

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