シーザー暗号
すべての文字をアルファベット順に3つずらす。紀元前50年なら十分だったが、今日では何の役にも立たない。
最も単純な換字式暗号で、各文字を決まった数だけ先の文字に置き換え、Zの先は先頭に戻る。スエトニウスによれば、ユリウス・カエサルは書簡に3文字のずらしを使った。鍵空間は25通りしかなく、手作業ですべて試しても1分かからずに解読できる。
教材として、そして変装した形のROT13として今も生き残っている。真の価値は教訓にある。方式を秘密にすることは安全であることと同じではないこと、そして総当たりが不可能なほど鍵空間が大きくなければならないことだ。前者はケルクホフス、後者はシャノンが、ずっと後に定式化した。