画面分割
画面を2〜4つに区切り、プレイヤーごとにシーンを1回ずつ描画するローカルマルチプレイの方式。
各プレイヤーに専用のカメラとビューポートが与えられ、エンジンは視錐台カリング、ソート、ドローコールといったパイプライン全体を区画ごとに1回走らせる。4人なら、1人あたり4分の1の画素数で作業量は4倍近くになるので、開発者は描画距離やディテールを削って間に合わせる。『GoldenEye 007』(1997年)と『Halo』(2001年)は、4分割をリビング文化の主役にした。
副作用として生まれたのが「画面のぞき見」だ。相手の画面は半メートル先にあり、盗み見は戦術の半分を占めていた。2010年代にオンライン対戦が主流になると、このモードは多くのシリーズから静かに消えた。手間がかかる割に、遊ぶ人はますます一人でプレイするようになったからでもある。