Speedo
詳細情報
- 作者
- Bitstream
- 種類
- アウトラインフォント形式
Bitstreamのアウトラインフォント形式。X11R5で寄贈されたラスタライザと8書体により、X11がサーバ内で初めて拡大縮小できたフォント形式である。
1991年まで、XのフォントはBDFやPCFで事前にレンダリングされたビットマップで、サイズごとに一つのファイルがあった。13ポイントが欲しくても12と14しかなければ、それで我慢するしかなかった。X11R5でBitstreamが自社形式のラスタライザをCharterとCourierの各4書体とともに寄贈すると、サーバは.spdファイルから任意のサイズを描画できるようになった。XLFD名はサイズ欄を0にすることでこれを示した。-bitstream-charter-medium-r-normal--0-0-0-0-p-0-iso8859-1のようにである。
Charterは1987年にMatthew Carterが低解像度プリンタ向けに設計した書体で、結果として画面上でも読みやすかった。ただし形式自体はBitstream独自のもので、標準になる見込みはなかった。勝ったのはType 1、のちにTrueTypeである。XftとFontconfigがラスタライズをサーバの外へ出して久しい2000年代後半に、X.OrgはSpeedoのサポートを打ち切った。