ソフトコード
MUSHでプレイヤーがゲームの中から書くコード。サーバーにコンパイルされて組み込まれる「ハードコード」の対義語。
MUSHでは、プログラムが世界内のオブジェクトの属性として保存される。たとえば&CMD-HELLO me=$hello:@pemit %#=Hello yourself!の1行で、サーバーのCコードに触れたり再起動したりせずに、新しいコマンドを追加できる。ソフトコードから、戦闘システム、天候、経済、さらにはロールプレイのルールセット一式までが生まれた。書いたのは、自分ではプログラマーだと思いもしない人たちであることが多い。
言語は、テキストに埋め込まれた関数呼び出しで、評価には角括弧、置換にはパーセント記号を使う。味わえるようになるには修行が要る類いの、読みにくさである。ソフトコードとハードコードの区別は、プラットフォーム設計の初期の教訓でもあった。ユーザー自身に作らせたことが、これらの世界を生き続けさせたのだ。