シザーテストはフラグメントパイプラインの後半、ラスタライズの後で、通常は深度テストやステンシルテストの前に置かれる。ウィンドウ座標で軸に平行な矩形を指定すると、その外側に落ちたものはシェーディングも書き込みもされずに破棄される。設定にはOpenGLのglScissorや、Vulkanのシザー用VkRect2Dを使う。
用途は、UIをパネル内にクリップする、分割画面の範囲を区切る、バッファの一部だけをクリアする、ライトに自分の領域だけを更新させる、など。ビューポートと混同されやすいが、役割は異なる。ビューポートはNDCからピクセルへ座標を変換し、シザーは通してよいものを決めるだけである。