Sapphire
詳細情報
- 開発者
- Brad Myers
- 発表
- 1983年
- 種類
- ウィンドウマネージャー
CMUのAccent上で動くPERQワークステーション用のウィンドウマネージャー。1983年にBrad Myersが書き、タイトルバーのボタンと、進捗率表示を最初に取り入れたことで知られる。
ピッツバーグのThree Rivers Computerは1980年に最初期の商用グラフィカルワークステーションの一つ、PERQを作り、カーネギーメロン大学のSpiceプロジェクトがそれにMachの前身となるOS、Accentを与えた。そのウィンドウマネージャーを書いたのが、のちにCMUの教授となるBrad Myersだ。名前はバクロニムで、Screen Allocation Package Providing Helpful Icons and Rectangular Environmentsの略。その名のとおり、タイトルバー付きの重なり合うウィンドウ、移動・サイズ変更・クローズ用にバーに並ぶ小さなアイコン、画面下部にアイコン化して縮められるウィンドウを備えていた。
二つの発想が機械より長生きした。メニューではなくタイトルバーのボタンを使う方式は、WindowsやMotifで標準になった。もう一つが進捗表示だ。Myersは長い処理の何パーセントが済んだかをSapphireに表示させ、ユーザーが安心することを確かめて1985年に結果を発表した。今日、99パーセントで止まるあらゆるバーが、この遺産を背負っている。