IT用語集 › ハードウェア › サミュエル・モーランド
桁上げを使用者の手に任せた計算機を作った外交官でスパイ。信頼性のための、意図的なズルである。
クロムウェル側から王党派へ、ちょうどよい時期に鞍替えしたイングランドの外交官、諜報員、発明家。1666年頃に二つの計算機を作った。ポンド・シリング・ペンス用の加算機と、ネイピアの棒を刻んだ回転円盤による乗算機である。どちらも自動の桁上げ機構はなく、使用者が小さなダイヤルを回して手で桁上げを記録した。これは意図的で、最も難しい機構は最も壊れやすい機構でもあったからだ。モーランドは拡声ラッパや改良型の揚水ポンプも手がけている。